◎ 政 治 ◎ 民主党の石川知裕衆議院議員の逮捕
2010.01.15
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民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が平成16年に購入した土地の問題で、政治資金収支報告書に4億円を記載していなかった疑いが強まり、東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載)の容疑で、小沢氏の元私設秘書で陸山会の会計事務担当だった石川知裕衆議院議員を逮捕した。石川議員といえば、われらが故中川昭一先生の対抗馬で当選した人である。
私は、今月1月2日のブログで、「世間はお正月気分であるが、政界はすでに参議院選挙に向けて着々と準備が行われている。1月2日の静けさは、今月あたりに起こるであろうできごとの「嵐の前の静けさ」のような気がしてならない。」と書いた。(「1月2日の静けさ」参照)
まさにブログに書いたとおりとなった。しかし民主党の小沢一郎幹事長まで司直の手がのびるかどうかと言うことになれば、その確率は50%もないであろう。かんぽの宿をはじめとする戦後最大の疑獄事件に発展する可能性のある郵政闇利権問題について何らアクションを起こすことができない日本の検察が時の絶対権力者である小沢一郎氏を逮捕する勇気はないであろう。
ただ、今後考えられるのは検察が自民党の某大物を逮捕し(誰とは言えないが、分かる人は分かる)、返す刀で民主党の小沢一郎幹事長やマルチ商法がらみの議員を逮捕するということである。そうなると政界再編がいっきにすすむかもしれない。
いずれにせよ、マスコミが偏向報道をしないのであれば、小沢一郎幹事長は議員辞職すべきだという声が国民、世論の間でおきてくるだろう。
古い政治から決別し、民主党の日本解体法案を阻止し、新しい政治の流れをつくろうではないか。