本日、私が事務局長を務める超党派の「浜岡原発の安全性を検証する勉強会」の第七回会合に川勝平太静岡県知事をお招きし、「浜岡原子力発電所の現状と静岡県の取り組み」という演題で講演をいただいた。
　中部電力が津波対策工事の工期を１年延ばしたことで再稼働が最短で１４年以降となり、他方、知事ご自身が昨日、全国の原発立地道県などで組織する「原子力発電関係団体協議会」からの脱会を検討していることを明らかにしたばかりということで、県内報道関係が勢ぞろいした会となった。　講演でも、浜岡原発の安全性について、知事ならではのお立場から説得力あるご説明をいただき、出席議員との意見交換も大変突っ込んだ有意義なものとなった。
　この勉強会は「再稼働」「廃炉」というマルバツ論にはじめから陥ることなく、不偏不党で客観的にいろいろな講師をお呼びして意見を伺い、出席議員の間で浜岡原発の安全性への知見を深めることを目的としている。今回の講演を踏まえ、今後とも事務局長として、活発な会合を催してまいりたい。

川勝知事の講演

私が司会を務めた

質疑応答にて。非常に真剣な議論が行われた

講演後知事は姿が見えなくなるほどマスコミに囲まれてしまった