北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会
2016.12.08
政治
昨日は、私が委員長を務めます衆議院の北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開催いたしました。
はじめに、加藤勝信拉致問題担当大臣、続いて岸田文雄外務大臣から拉致問題を巡る現状について報告がありました。
先週、国連の安全保障理事会が新たな制裁決議を採択したことを受け日本としてはさらに独自の制裁を強化していくこと、加藤大臣が国連本部での北朝鮮の人権状況に関するパネル・ディスカッションに出席し、拉致被害の深刻さを訴えたこと、また潘基文国連事務総長とも面会を行い、国際社会との緊密な連携を確認したことなどが報告されました。また、私が自民党の部会等でも訴えてまいりました北朝鮮へ向けての放送の強化策が講じられていること等についても報告がありました。
更に、松本純国家公安委員会委員長から警察の取り組みについて報告があり、石原宏高内閣府副大臣、薗浦健太郎外務副大臣、豊田俊郎内閣府大臣政務官、小田原潔外務大臣政務官からも、拉致問題解決に向け全力で取り組む旨の発言がありました。
帰国に向けた道筋が見えない中、拉致被害者、そして御家族、関係者の皆様の焦燥感、御心痛は察するに余りあります。
全ての拉致被害者の即時帰国に向け、関係各機関と緊密に連携し、委員長として不断の決意で臨んで参ります。