太陽系外の恒星に日本が命名
2019.12.18
政治
国立天文台が、地球から410光年離れた太陽系外の恒星に「Kamui(カムイ)」、その周りを回る惑星に「Chura(ちゅら)」と命名しました。
カムイはアイヌ語で「神の宿る物や場所」、ちゅらは沖縄・琉球語で「美しい」という意味があり、いずれの名称も消滅の危機にあるアイヌ語や沖縄・琉球語から選ばれております。二つの名称に共通するのは日本における自然に対する尊敬と畏怖の思いです。
この二つの名称は世界共通の公式な天体名として今後も広く使われていくことになります。
こちらが日本が命名した太陽系外惑星系の想像図です。奥に見える恒星が「カムイ」、手前に見える惑星が「ちゅら」です。
https://www.nao.ac.jp/news/topics/2019/20191217-exoworlds.html