◇ コ ラ ム ◇ 久留女木小学校(写真付)
今日の午前中、全校生徒わずか13名の久留女木小学校に視察に行った。久留女木といえば、私が毎年棚田で田植えをしているところだ。
校長先生にいろいろとお話をうかがうと同時に、複式学級での授業の模様を見せていただいた。先生方がほとんどマンツーマンで手取り足取り教えている。こどもたちも人数が少ないだけあって、真剣にかつ集中力をもって先生と向き合っていた。こうした、山間地域の小学校が過疎化及び少子化の波で再来年に統廃合されると聞き、悲しくなった。確かに、運動会などは久留女木小学校のように規模が小さいと正常に行えないが、年上の子供が年下の子供たちを教えている様子を見るにつけ、普通の小学校ではみられないような、家族的なあたたかい連帯感があり、メリットも多いと見受けられた。
殺伐とした大都会の学級崩壊がみられるような小学校で学ぶよりも、こうした田舎でまわりは自然だらけの環境で学ぶ方がこどもの将来にとって良いのではないだろうか。
私はものごとの真相や裏側を知りたいと思うがゆえに、逆説的だがあまりテレビや新聞の情報をうのみにしないようにしている。というかあまり見ない。インターネットも自分のブログの中身を書き込むときくらいだ。それよりもむしろ、自然の移り変わりや、時々「○○の問題について、天の意思は那辺にあるか」などと思惟したりする。
久留米木小学校に通う生徒のみなさんも、この情報過多の社会にあってどうでも良い知識の収集よりも是非自然との対話をどんどん行おう。知識だけではなく、知性を養い、さらには感性や霊性を高めて欲しいからである。
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第一学級では、二年生三人と一年生が一人。二年生はかけざんの練習。
こどもたちが作った久留女木の地図。
こどもたちがどんぐりや流木などで作った作品。想像力豊かで大変ほほえましい。
先生と生徒全員(約20名)で給食。