日米首脳共同声明
2021.04.19
この度の菅義偉総理大臣による訪米は、日米の結束の強さと日米同盟の重要性を改めて示すかたちとなりました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_005298.html
1969年の佐藤栄作首相とニクソン米大統領の会談以来となる台湾への言及はじめ、 新疆ウイグル自治区、香港における人権弾圧への懸念、東シナ海、南シナ海における中国による挑戦への対抗など、明確に中国をけん制する内容となっております。
インド太平洋における中国の力による現状変更の試みや人権侵害行為に対し、世界の国々が問題を認識し関与を強める中で、日米がこのタイミングでこの中身の共同声明を発出したことは極めて意義があります。
共同声明に対し「強烈な不満と断固とした反対」を中国が表明していることからも、その重要性の高さが伺えます。
わが国では、一部の野党がこのタイミングでの総理の訪米を批判しているようですが、外務省出身で外務副大臣を経験した私からすると全く理解できません。
今このタイミングだからこそ訪米し、地域の課題に対処する結束を確認することの重要性を理解できないのは残念です。
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