*6400名を超える尊い命を奪い、甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災から本日で30年が経過します。 震災でお亡くなりになられた方々にあらためて哀悼の誠を捧げます。

私にとって、神戸は大切な思い出の地のひとつです。 1年数カ月の短い期間ではありましたが、西ドイツの小学校から転校し、日本で初めて小学校教育を受けたのが神戸市立諏訪山小学校(現：神戸市立こうべ小学校)でした。

30年前の1月17日、その神戸が大きな被害にあい、衝撃を受けたことを今でも鮮明に記憶しております。 現在、科学技術や宇宙を担当する立場にありますが、災害大国日本において、科学技術の成果を、防災・減災対策に活用することは極めて重要と考えています。

内閣府では、「戦略的イノベーション創造プログラム(ＳＩＰ)」を通じて、スマート防災ネットワークを構築するなどの取組を進めています。 また、防災・減災に活用できる衛星の開発・運用支援とデータ利活用促進の取組も進めています。

あらためて、防災分野における研究開発と研究成果の実装に、しっかりと取り組んでまいります。