◎ 政 治 ◎ 菅政権の終わりのはじまり
民主党の16人の比例選出議員が民主党会派離脱を表明。月刊『日本』で原口一博前総務大臣が菅政権を批判(なお、月刊『日本』3月号には私城内実の記事もある)。
いったいどうなっているのであろうか。
ポスト菅政権は、もはや民主、自民の大連立などではなく、超党派の救国内閣ではないだろうか。石原慎太郎東京都知事も都知事選に出る場合ではない。平沼赳夫たちあがれ日本代表、亀井静香国民新党代表という昔の仲間(旧自民党青嵐会)と現在のおかれた立場をこえて最後の勝負にでたらどうであろうか。
つまり、石原慎太郎知事の救国内閣入りである。片山総務大臣は民間人だ。民間人でも大臣になれるのだ。(それに比べて自民党の政調会長、財務大臣までやった与謝野馨経済財政担当大臣が議席を自民党に戻さなかったことは残念である。民間大臣として入閣していたらまだしも、本当に晩節を汚したと言わざるをえない。)
そして、自民党の谷垣総裁、民主党の原口一博前総務大臣をはじめとする民主党の憂国の士たちと連携するのである。みんなの党や名古屋の河村、大村コンビや大阪の橋本知事のパフォーマンスにはうんざりするところがあるが、彼らとて真剣に日本国の再建を考えているのであれば、仲間に入れるべきである。
ちょっとした違いや異なる点があるからと言ってすぐ相手を排除するような心の狭い連中が多いからだめなのだ。私から言えば、本当の日本人ではないのだ。本来の大和民族は他者を排除しない多少の違いがあっても他者に敬意を表することを旨とする美徳をもっている。他者を排除するのは大陸系(中国、朝鮮半島)のメンタリティなのではないのか。だから街宣右翼を見ると「このひとたちってもしかして大陸系なの?」と思うことがある。
「小林よしのり氏という女系天皇論者とつきあいがあるような城内実を似非保守主義者だ。」とか、
「チェ・ゲバラのような共産主義者を礼賛する城内実は本当は左翼だ」とか、
韓国のキム・ヨナの金メダルを祝福しただけで「おまえは韓国人のキムチ実か」と言った諸君。これからどういう行動に出るのかじっくり見守りたい。
自称保守主義者よ社会に不満がいっぱいの社会主義者よ、自宅でのんびりとパソコンに向かって批判ばかりするな。今の日本社会、国際社会に文句があるなら、自ら立ち上がったらどうか。ますは行動しろと言いたい。こそこそ匿名で誹謗中傷するやから。本当に最低だ。
人生は一度きりである。国家存亡の危機にあってこそこそと井戸端会議などやっている場合ではないだあろう。
右も左も今こそ立ち上がれ。表にでてこい。
ご先祖さまのために、自分たちの家族のために、そして我々の子々孫々のために。勝負しろ。人生賭けてみろ。
ところで、救国内閣の首班指名は、平沼赳夫、亀井静香、谷垣禎一、原口一博、石破茂、舛添要一あたりか。
それとも、仙石由人、渡辺喜美、河野太郎、山本一太、大島理森、小泉進次郎、小池百合子か(敬称略)。究極の選択である。
この中から次の総理がでてくると思うが。みなさんはどう思われるか。
それでは、また。もう疲れたから寝る。