◎ 政 治 ◎ 浜岡原発の停止
2011.05.16
ピックアップ
浜岡原発が停止となった。私の地元から40キロ近くにある日本一危ない原発だったので、正直ほっとした。
当初菅総理大臣の英断を評価したいとこのブログに書こうと思ったが、すぐあとになって地元の市長さんたちはじめ、地域の住民のみなさんや経済界にも何の相談もなく菅総理が独断で決めたということがわかり、唖然とした。
日本はまがりなりにも、法治国家であり、民主国家である。一党独裁型の国ではない。いわゆる人権擁護法案も、民主国家、法治国家であればそれほど害はないかもしれないが、今のように独断と偏見でトップダウンでものごとを決めるような体制にはそぐわない。
唯一の被爆国のわが国で、アメリカの指導の下、原発が平和利用ということであたかも安心安全であるかのごとく喧伝されて、今日まできた。ある学者いわく、原子力は人間側でコントロールできれば良いが、いったんあばれれば手のつけようのない猛獣と化すとのこと。
同じように、人権擁護法案ならびに人権侵害救済機関も、お隣の某国の文化大革命時代の紅衛兵よろしく猛獣のようにあばれないか心配なのである。
いずれにせよ、人権擁護法案については、しっかりと時間をかけて国民のみなさまの充分な理解が得られる(真相を知ったら得られないと思うが)ことを前提に対応すべきだと考えている。
(「政治ブログランキング」のクリックをお願いします!)