◎ 政 治 ◎ 郵政改革
2012.03.27
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今日の自民党の総務会で郵政改革に関する公明党案をベースにした案がようやく通った。これまで、自民党の部会などでかつての小泉時代の郵政民営化原理主義者の残党約10名がまさに「抵抗勢力」と化して「改革」をつぶそうとしてこれだけ時間がかかったわけであるが、現状認識を踏まえた多数派によって原理主義者の主張はけちらされたようだ。
いっそのこと、新「抵抗勢力」のみなさんは谷垣総裁に除名してもらって新しい市場原理主義政党を作るか、みんなの党や大阪維新の会あたりに合流したらどうだろうか。
小泉政権時代からすると隔世の感があるのだが、なぜかマスコミは今日のことを大々的に報じない。それこそ当時「官から民へ」のワンフレーズを推進した共犯者なのだから、何かコメントしたらどうだろうか。
私はTPPに反対の立場であるが、世界一既得権にあぐらをかいた「強き(=東京電力、トヨタなどの広告主、アメリカ金融資本等)を助け弱き(=まっとうな一般庶民や反権力のレジスタンス)をくじく」日本の大手マスメディアだけはTPPに参加することによって自由競争にさらされて外圧で解体させたいという衝動にかられるのだが。
いけないいけない、なんとはしたないことを申し上げたか。歴史が証明することだからほうっておこう。
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