体育の授業に日本武道を(その三)
2006.05.31
政治
ある方を通じて英国在住の方から次のようなメールが届きました。ご参考まで。なお、この方は現在日本の会社に在籍しながらオックスフォードの客員研究員をなさっています。
「城内実氏の投稿には全く賛成です。
私は現在英国の大学に在籍して1年になりますが、さほど流暢には英語を話すことが出来ません。
しかし、英国人に日本のことを、特に伝統的な文化や歴史(天皇制のことなど)の話をすると教養ある人ほど大変興味を持って聞いてもらうことが出来ます。
武道の話もそうです。私は中学校のときに学校の部活で柔道をやっていて初段を持っています。
大して強くも無かったのですが、ブラックベルトを持っているというと話も弾み、大学で指導してくれないかとの誘いも受けました(結局、自信が無くて断ってしまいましたが)。渡英後友達もなく寂しい状況でしたので、柔道の話題にはとても助けられた面があります。
外国では日本の話をすることが求められます。そのときに日本の伝統についてきちんと説明できれば彼らの見る目も全然違ってくるのです。
まずは自国の伝統・歴史を知るのが国際化への遠いようで最も近い道だと思います。 」
5月31日(水)