昨２７日、天竜区春野町で発生した地すべり崩落現場を静岡県議会議員の中谷多加二先生、エコシステム協会代表理事で日本の山森の専門家であり、かつ地滑り等の診断ができる数少ないプロフェッショナルの平野虎丸さんとともに視察した。
平野さんは正確な予知を導くことができる山崩れ診断士の養成を行っており、近年の全国各地の土砂災害の危険箇所をほとんど全て視察され、前日より浜松に一泊し当日の視察となった。
現場は映像を見て感じていた以上に大規模な崩落であり大変驚いた。
崩落した茶畑の所有者である自治会長さんの山下太一郎さんとお話しさせていただいたが、一番茶の収穫の時期であり大変残念であるとのことで無念さがひしひしと伝わってきた。
現地では、静岡県浜松土木事務所や浜松市危機管理課など関係者が大勢対応にあたり、我々３人が視察した直後にも静岡県副知事が視察に入った。
また、新聞やテレビなど報道関係者も詰めかけていた。
大規模な崩落はある程度収まった模様であり、今後復旧作業に着手するようであるが、一日も早く安全が確保できるよう国土交通省および浜松市当局など関係各所に引き続き働きかけていきたい。



左から、春野町城内会代表の鈴木司馬雄さん、山下太一郎さん、平野虎丸先生、城内本人、次期静岡県会議長の中谷多加二先生