長年タイの国王を務められたプミポン国王が逝去されました。

　慎んでお悔やみ申し上げます。

　プミポン国王は戦後７０年近く、まさに国父としてタイのあらゆる危機を国王の権威で乗り越えられました。

　天安門事件で、在中国の日本企業の多くが脱出を図ったのに対し、タイのクーデターに際しては、ほとんどの日本企業がタイ国内にとどまりました。まさに共産党一党独裁の中国と王室を戴くタイの違いの現れであります。

　あらためて、慎んでお悔やみを申し上げますとともに、タイの政情が不安定にならないようにお祈り申し上げます。