東シナ海ガス田
2016.11.02
政治
1日、岸田文雄外相が、閣議後の記者会見で、東シナ海の日中中間線の中国側で、中国による新たなガス田掘削の動きがあることを明らかにしました。これまでの16基に加え、17基目の構造物となります。
ガス田については、9月に共同開発の再交渉に向けた協議を実施したにもかかわらず、中国側が新たに2基のガス田を稼働させる兆候を見せるなど、中国は不誠実な対応に終始しています。
この問題が、ガスという資源問題にとどまらない深刻な点は、水上レーダーの設置など、軍事転用の懸念が強く存在することです。
日本としては、安全保障上の観点からも、状況を注視していかねばなりません。