土地家屋調査士制度改革推進議員連盟総会
2016.11.25
政治
昨日は、土地家屋調査士制度改革推進議員連盟総会に出席いたしました。
現代の日本において、特に都市部に顕著なのですが、現地の占有状況と、登記記録や登記所備付地図における位置や形状が大きく異なる「地図混乱地域」が多数存在するという問題があります。このような「地図混乱地域」が存在することにより、不動産の流動化が阻害され、強化紛争を誘発し、適正な課税が困難となるなど、様々な弊害が生じています。
法務省も「地図混乱地域」解消を推進していますが、まだまだ予算や人員の確保が足りないという状況です。
不動産表示登記制度を巡っては、その他にも、空家の適正な管理や、相続登記、建物所在図の作成といった様々な問題が存在します。
国民の皆様にとって利便性の高い登記制度となるよう、これら諸課題に継続して取り組んでまいります。