中国軍によるミサイル開発
2017.02.10
政治
今年に入り、中国人民解放軍が新設した「ロケット軍」の活動が活発化していると報じております。
中国人民解放軍は2015年末に戦略ミサイル部隊「ロケット軍」を創設し、準中距離弾道ミサイルの命中精度の向上や、米国なども射程圏内とする大陸間弾道ミサイルの発射実験を相次いで行っているとのことです。
中国軍のミサイル開発については、韓国にTHAADを配備することを決定した、米国側の動きに対する牽制という意味や、「漢賊並び立たず」とする対台湾政策の一貫であると考えられます。
昨今の中国の軍事力強化に対して、我が国としては、日米同盟をはじめ、関係諸国との連携を強化し、安全保障能力を高めてゆくことが大切であります。