日露2+2
2017.03.21
政治
昨日(20日)は日露外務・防衛閣僚協議(2+2)が開催され、日露間の安全保障や北方領土に関する話し合いが行われました。
今回の会談にて、我が国はロシア側に対し北方領土での合同経済活動に関する提案を示し、
両国の経済及び外交的側面での交流に繋げてゆく方針であります。
国防面では、自衛隊演習船のロシアの港に寄港ができるよう合意を図ることや、
露国防省と防衛省との合同行事の実施を計画しました。
また、極東情勢について、北朝鮮のミサイル発射実験と核実験の回数および規模が、金正日時代と比較し急増している背景を踏まえ、
相互理解を深め国連安保理決議の遂行を求めることで合意しました。
引き続き日露両国は、平和条約締結に至るための話し合いを続け、
緊密な連携をはかり両国にとってWin-Winな関係を構築し、北方領土を含む日露間の問題解決に繋げたいところであります。