水銀に関する水俣条約が発効
2017.08.17
政治
昨日8月16日、水銀に関する水俣条約が発効しました。
水銀に関する水俣条約とは、水銀の採掘、利用、大気への排出、水・土壌への放出、廃棄等に関し、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための規制を定めた国際条約です。2013年10月に熊本県にて開催された国際会議で採択・署名が行われ、本年5月に締結国数50カ国という発効要件が満たされました。
水俣病に関しては、多くの被害者の方々が長年にわたって苦しまれてきたという歴史があります。このような教訓を世界各国と共有し、同様の悲惨な公害が繰り返されることを防ぐため、本条約の意義は大きいものと考えております。