トランプ大統領 輸入制限発動表明の影響
2018.03.09
政治
本日、アメリカのトランプ大統領が、鉄鋼の輸入に25%、アルミニウムに10%の関税をかける文書に署名しました。
鉄鋼とアルミニウムの輸入が増えることで安全保障に影響を与えることを輸入制限の理由としておりますが、同盟国である日本からの鉄鋼、アルミの輸入が、アメリカの安全保障に影響することは全くありません。
この輸入制限に対して、欧州連合(EU)は報復関税の検討を表明し、中国も対抗措置を取る構えを見せています。各国が対抗措置に踏み切れば、貿易戦争に発展する可能性があります。
我が国としては引き続き情報収集をおこない、産業を守るべく日本の立場をアメリカに伝えていく必要があります。