ここ最近、北朝鮮をめぐる情勢が慌ただしく動いております。北朝鮮の金正恩党委員長が中国の習近平国家主席と会談したのに続き、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩・労働党委員長との首脳会談が４月27日に決まりました。
　「日本政府は取り残されたのではないか」という意見がありますが、北朝鮮が対話に踏み出したのは、我が国が一貫して北朝鮮に対して圧力をかけ続けたこと、そして国連安保理の制裁や各国が個別に制裁を行ってきた成果です。
　 今回非核化に向けて大きく進展することは大変喜ばしい一方、拉致問題を決しておざなりにしてはなりません。
　拉致問題と核問題に対して、引き続き我が国は妥協しない姿勢で対応する必要があります。