南北首脳会談 非核化へ向けて
2018.04.28
政治
昨日、11年ぶりの南北首脳会談が行われました。韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、「非核化実現の目標」を板門店宣言として表明しております。
安倍政権が世界に働きかけ、国際社会と連携し圧力をかけてきた結果、前向きに朝鮮半島の非核化が議論されたこの度の会談は極めて意義のあるものだったと思います。
しかし、幾度も非核化の約束を裏切ってきた北朝鮮の過去を直視すれば、この度非核化実行までの道筋が示されていないことは留意しなければなりません。
また、極めて重要な拉致問題について、具体的に触れられておりません。
非核化から拉致問題まで、具体的実行に北朝鮮が移ることを期待するとともに、引き続き厳しく注視し、動向を見極めていく必要があります。