米朝会談 再設定
2018.06.04
政治
一度中止に決まった米朝首脳会談が一転、12日に再設定されました。
トランプ米大統領は、金正恩氏の側近である金英哲氏が持参した金正恩氏の親書を検討し、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」が前進すると判断したようです。
トランプ米大統領は「段階的非核化」を容認する発言をしておりましたが、過去北朝鮮は非核化への行動を小出しにしながら規制緩和や経済支援を先取りし、結果的に核開発を続けてきました。会談自体を目的化してはなりません。会談の目的は非核化、拉致問題解決なのです。
非核化の約束が裏切られてきた歴史を繰り返さぬよう、北朝鮮が検証可能で不可逆的な行動を取るまで我々は見返りを与えるべきではありません。