日産 カルロスゴーン会長逮捕
2018.11.20
政治
日産自動車カルロスゴーン会長の金融商品取引法違反疑いでの逮捕が大きく報道されております。
日産によると、数か月にわたり調査した結果1実際より少ない報酬を有価証券取引報告書に記載2会社資金を不正に支出3会社資金を私的に流用したとのことです。
ゴーン氏は、「コストカッター」と呼ばれ、経営破たん寸前だった日産を再建したことで有名です。一方で、フェアレディZを復活させ、R35 GT-Rの開発を指示するなど、採算性が低くても象徴的なモデルは支持するなど自動車ファンに寄り添う姿勢も見せていました。
ハイブリッドを飛び越えて開発させたEVのリーフは世界累計販売台数が30万台を突破など、日産自動車を世界のNISSANにした功績は大きいですが、今回の背任行為は到底許されるものではありません。
株主を始めとするステークホルダーはもちろんのこと、世界の自動車ファンを裏切る行為を大変残念に思います。