浄化槽トップセミナー静岡
2019.02.02
政治
環境省主催の浄化槽トップセミナーが静岡市で開催され、主催者開会挨拶を申し上げました。
このセミナーは、地方公共団体の政策決定に携わる方を対象に、浄化槽の特徴や、地域の実情にあった生活排水処理施設の整備手法の提案・説明等を行い、御理解を深めていただくことを目的としております。
浄化槽は、微生物の働きなどを利用して汚水を浄化し、きれいな水にして放流するための施設として各家庭の敷地内に設けられており、最も身近な汚水処理施設です。
浄化槽には、トイレ排水のみ処理する単独処理浄化槽と、トイレ排水と生活雑排水を合わせて処理する合併処理浄化槽があります。
静岡県は、くみ取り便槽からいち早く単独処理浄化槽に転換しましたが老朽化が進んでいます。河川などに放流する汚れの量が8分の1に減り、災害にも強い合併処理浄化槽への転換、普及拡大は急務の課題です。
環境省では、合併処理浄化槽の整備推進の取組を支援しております。
さらに住みよい暮らし、美しい環境を守るためにも浄化槽を適正に設置し、管理していくことが極めて重要です。