いぶき二号 始動
2019.02.25
政治
昨年10月に打ち上げに成功した温室効果ガス観測技術衛星「いぶき2号」(GOSAT-2)の本格運用開始を目前に控え、高い精度のデータ取得が期待されています。
「いぶき2号」は、宇宙から地球の大気中のCO2、メタン、一酸化炭素濃度を継続的かつ高精度に観測します。地球のほぼ全域にわたって、ひとつのセンサで温室効果ガスを測定するので、正確にしかも均一にデータを取得できるとともに、どこからどれだけの温室効果ガスが排出されているかを把握することができます。
地球温暖化の観測分野において、日本は世界の中でも先端を走っています。
地球温暖化という世界共通の課題解決に向けて、いぶきを世界の公共財として役立てていきます。