2019年 中国軍事費前年比 7.5%増
2019.03.06
政治
2019年の中国国防予算が公表されました。前年比1兆1898億元(約19兆円)で日本の四倍近い規模となっております。
中国が公表している国防費にはロシア製最新鋭戦闘機「スホイ35」等の外国からの装備購入費や、国産空母の建造費等の開発費研究開発費が含まれておらず、実態はさらに大きいと見られています。
加えて、昨年習近平国家主席は武器開発に民間企業を参入させる「軍民融合」を提唱し、軍民の境界が薄れており、実態はさらに見えにくくなっております。
一方我が国の防衛省は、厳しい財政状況の中、合理化・効率化を図るため、維持・整備方法の見直し、装備品のまとめ買い、民生品の使用・仕様の見直しなど各種取組を推進し、節減の努力を行っております。
厳しい安全保障環境に対応するために継続した防衛予算確保が必要不可欠です。