吟行
2006.10.15
政治
今日は秋晴れの良い天気であった。地元の俳句の会『水鳥』(主宰:井村経郷先生)のみなさん約80名と引佐峠から旧姫街道を西の三ヶ日町駒場まで吟行した。
さわやかな天気の下、山道を歩いた。途中「像鳴き峠」を通った。地元の三ヶ日の郷土史家の藤田正夫先生によると、江戸時代に京都から江戸の徳川将軍へ珍しい象を献上するために西から東へ移動させその際浜名湖の今切を通らずに内陸の姫街道を通ったとのこと。象は急勾配の山道だったので苦痛で鳴いたことから「像鳴き峠」という名前がついたそうである。日本全国広しと言えども象の名前がついている地名はここしかないという。
ところで、旧姫街道での吟行における私の拙い一句を披露する。
落ち葉踏み峠を越えし秋の風
10月15日(日)