G20 大阪サミット 環境分野の成果
2019.07.02
政治
先週末開催されたG20大阪サミットでは、各国が共通点や一致点を見出し、世界の様々な課題に対し力強いメッセージが出され、具体的な行動に移していく大きなきっかけとなりました。
今回のG20大阪サミットで主要な議題となった環境分野においても、以下のような多くの成果が残されています。
・「環境と成長の好循環」実現の重要性が共有され、気候変動、海洋プラスチックごみ、生物多様性の損失等の環境問題を含むグローバルな課題に対処。
・軽井沢でのG20エネルギー・環境大臣会合における成果を留意。
・温室効果ガス排出削減や世界気温上昇を抑える努力を目標として掲げるパリ協定の署名国は、完全な実行へのコミットメントを再確認。
・米国のパリ協定脱退の決定を再確認。経済成長、エネルギー安全保障とアクセスおよび環境保護を促進するとの強いコミットメントを再確認。
・2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有され、「G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組」を支持。
・海洋資源の持続的な利用と海洋環境保全への対処の重要性を認識。