◎ 政 治 ◎ 万民幸福
2008.09.23
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城内実の考える、政治の究極の目標は万民幸福である。勝ち組、負け組の弱肉強食型社会ではなく、ひとりでも多くの「幸せ組」をつくる、日本型の共存共栄型の社会を築くことである。
みなさんは、下記のAとBどちらをとるか。
A.?弱肉強食型社会、?勝ち組(1%)、負け組(99%)、?アメリカの新自由主義(ネオリベ)経済路線=狩猟型、?モノ、カネ中心の19世紀型物質文明、?化石燃料(既得権)、原子力を主体とするエネルギー政策
B.?共存共栄型社会(和の精神、共生)?幸せ組(限りなく100%へ)、?かつての日本の経済路線=農耕型、?目に見えないもの(心、たましい、環境、ご先祖様、人と人との信頼関係、心身の健康、平和、愛など)を大切にする21世紀型精神文明(太古の日本?)、?太陽エネルギー、重力、風力、バイオなどの21世紀型の新しいエネルギー政策
構造カイカク路線は格差社会をうみ、閉塞感あふれる社会にした点で、Aのカテゴリーに属するものである。
ここで、「万民幸福」のイメージとして私は万葉集の次の和歌をとりあげたい。
やまとには むらやまあれど とりよろふ あまのかぐやま のぼりたち くにみをすれば くにはらは けぶりたちたつ うなはらは かまめたちたつ うましくにぞ あきづしま やまとのくには
大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば国原は 煙立ち立つ 海原は 鴎立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島大和の国は(舒明天皇御製、万葉集)
後半の「国原は 煙立ち立つ」以下のところが、なんとものんびりと時間が流れていて山のふもとにあるのどかで平和な集落の情景が目に浮かぶ。
みなさんは、どう思われるか。