第二次補正予算案閣議決定
昨日、令和二年度第二次補正予算案が閣議決定されました。
事業規模は117兆1000億円程度、「真水」は31兆9114億円となっております。
主な政策は以下の通りです。申請先など詳細が明らかになり次第、またお知らせいたします。
・家賃支援給付金(賃料3分の2を半年分給付)
・雇用調整助成金日額上限引き上げ(8330円から1万5000円)
・労働者自身が申請できる休業手当(最大33万円)
・企業に対する資本性資金の注入
・地方への臨時交付金(2兆円)
・予備費10兆円
4月30日に第一次補正予算が決まった際、これから第二次補正予算をやるという雰囲気では決してありませんでした。
しかし、「この対策では全く足りない」、「このままでは国民生活、日本経済が崩壊してしまう」という国民の皆様の声が自民党を動かし、政府を動かしこの度第二次補正予算編成に至っております。
5月1日に緊急記者会見を開き「速やかな第二次補正予算編成」を提言した私たち「日本の未来を考える勉強会」の活動に対しても、多くの皆様から力強いご支援を頂きました。感謝申し上げます。
国民の皆様や私たちの声を受けて、安倍晋三総理大臣、西村康稔経済再生・新型コロナ担当大臣、岸田文雄政調会長を中心に、岩盤のような某省の強い強い抵抗をはねのけて第二次補正予算を編成することができました。改めて敬意と感謝申し上げます。
もちろん、私たちは総額で「真水」100兆円として今回の第二次補正にあたり、地方への臨時交付金5兆円等を提言しており、また予備費については、三次補正、四次補正と小出しにやらなくてすむように最低50兆円くらいの枠を設けるべきと訴えておりました。したがって、これで終わりというわけではないと思います。新型コロナの第二波や第三波への備えや経済のV字回復に向けた新たな追加対策もしていかなければなりません。消費減税もしかりです。
引き続き皆様のお声をお寄せください。
必要な対策を政府や党幹部に対して要請してまいります。