父上、母上ありがとう
2006.11.03
政治
昨日夜私の選挙区の水窪(みさくぼ)町に行った。水窪町は、私の事務所から車で1時間以上かかる山間地域である。昨年の選挙で選挙運動用の車の運転を担当してくれた水窪町j落方で土木関係の会社を経営している私の弟分の山○功君のお母様が亡くなった。そのお通夜のために急遽水窪に行ったのである。
功君はまだ30代であるが、10年ほど前にお父様を亡くし、このたびお母様も逝去された。功君が「お母ちゃんが死んじゃったよ」と泣いていたよと一昨日水窪の支援者から電話があったので、日程を変更して水窪に入った。
功君に会って開口一番「・・・・・・気を落とすなよ・・・」それしか言えなかった。なんて言って良いのか、言葉が出ないのである。なぜなら、その瞬間もし自分がその立場であったらと思ったら、胸がぐっとつまったからである。
私の両親ともまだなんとか生きているが、父も病気をかかえ、母と来たら特定疾患で寝たきり寸前である。いずれ、自分も両親とお別れの時がくるのである。心の準備もしなければならない。
自分もいつか、妻とかわいい息子たちとこの世の別れのときがくる。その時に子供達に言うべきは、「自分のことだけでなく、世のため人のために尽くす人間になれ。二宮尊徳の教えを子や孫に教えろ。」、「損得勘定だけでなく、日本人の美徳の義理と人情や和の精神を大事にしろ。」、「人類地球の争いのない平和のために尽くせ。」。こうしたことばを自分の遺言として残したいと思う。
海よりも、根の国底の国よりも、もっともっと深い両親の愛に感謝しつつ、今日の一日を終えたい。
功君のお母様のご冥福を心よりお祈り申し上げる。
11月3日(金)