ドイツフリゲート艦、南シナ海へ派遣
2021.07.30
昨日ドイツ政府は、8月2日にドイツ海軍のフリゲート艦「バイエルン」をインド太平洋に派遣することを発表しました。
民主主義や自由、法の支配などの共通の価値観を有するドイツが、インド太平洋地域においてプレゼンスを高めることを歓迎します。
これまでのドイツは、太平洋地域において中国との経済関係をより重視する傾向がありました。しかし近年、太平洋地域の安全保障がドイツの国益にも大きく影響することを認識し、国際秩序維持のために積極的に関与するようになってきています。
これまで私も、交流のあるドイツ政府関係者に対し、北朝鮮によるミサイルの脅威や、東シナ海や南シナ海での中国政府の力による現状変更の試みなどを説明し、ドイツ政府の積極的関与を求めてきました。
クランプ・カレンバウアードイツ防衛大臣に提言した「日独外務・防衛閣僚会合（「2＋2」）」の実現はじめ、日独防衛協力の深化は、国際秩序維持に不可欠です。
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