◎ 政 治 ◎ 中川昭一財務大臣の辞任
中川昭一財務大臣が辞任した。政権内の数少ない国益擁護派であっただけに残念である。中川昭一先生が経済産業大臣当時、中国のガス油田開発問題で中国側に毅然たる態度をとり続けたことは記憶に新しい。今「記憶に新しい」と私は書いたが、このブログの読者ならいざ知らず、こういう事実をあまりマスコミは報道していないので、一般の国民の記憶にはほとんど残っていない。
醜態をさらしたと言えばそうかもしれない。脇が甘いと言えばそのとおりだろう。前日のブログの記事のマウス様の厳しい内容のコメントなどはいちいちごもっともで、再度感服した。
しかし、残念でならないのは、一人の外国勢力からの貴重な防波堤を失ったことである。アメリカ発の金融危機で疲弊しているアメリカは、自国の経済政策上の過ちを棚上げして、日本の不景気など全くとんちゃくなくいつものとおり法外なカネを日本側に要求してくるであろう。
私は、9月中旬から選挙が終わるまで酒断ちをして5か月近くたつ。酒断ちの理由は、?気合いを入れること、と同時に、?脇をしめ、はめられないようにすること、である。今や酒を飲みたいと思わないし、一生飲まなくてもいいくらいだ。一年に何回かお宮参りした際に御神酒をほんの少しいただく程度で良い。
また、薬などめったに服用しないし、注射もきらいでほとんどしない。というか、そもそもお医者さんの世話になることがほとんどないのだ。
中川昭一大臣の意識をもうろうとさせたのが、酒なのか風邪薬なのか時差ぼけなのか、あるいはそれらの複合なのか真相は私には分からないが、それよりももっともっと大事なことは、改めていうが、「貴重な国益擁護派の一人が閣内から消えること」である。
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