遠州産とらふぐと三ヶ日みかん
2007.02.06
政治
地元の舞阪の若手の漁師さんのお誘いで今日の昼、ふぐの漁船が漁港に戻って釣ったばかりの遠州産のとらふぐ積み出しせりにかける様子を見学させていただいた。
長さにして三尺(約90センチ)ほどもある大きなとらふぐをとってきた漁船もあった。一匹何万円もするらしい。それでも今日は風も少なく久々の漁であったが、5匹しかとれなかった船もあった。小さいふぐはとれても海に放してしまったという。
ひと昔までは、遠州灘でとれたふぐは下関に運ばれ、下関産のとらふぐとしてブランド化されて売りにだされた。みかんも同様である。静岡県西部ではみかんというと三ヶ日のブランドが全国的にも有名であるが、そのとなりの細江町のみかんやネーブルの生産農家も三ヶ日町に負けず劣らない柑橘類を生産している。その証拠に今年も細江町から呉石のAさんの温州みかんと湖東のFさんのネーブルが皇室に献上された。それでも、つい最近まで三ヶ日ブランドを使って細江町のみかんが売られたそうである。いったんブランドが確立すると人は多少ものが悪くてもそのブランドゆえに商品を買う。かく言う私も携帯ストラップには三ヶ日みかんのマスコット「みかちゃん」をつけている。
農産物は、まずは地産地消である。顔が見えるからである。だからこそ、小学校の給食には基本的に地元の野菜や果物を出す。そして、余裕あらばご当地ブランドをどんどん作って全国に発信するようにしたい。
2月6日(火)