衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
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◎ 政 治 ◎ 北朝鮮ミサイル 

2009.04.04 ピックアップ

 今日の正午過ぎ、たまたまテレビを見ていたら北朝鮮がミサイル(北朝鮮は人工衛星と主張)を発射したとの報道が繰り返し流れた。その後、「飛翔体」の発射は「誤探知」であったとの訂正報道がなされた。
 現場の関係者は休日を返上して真剣にわが国の安全保障問題に取り組んでおられることには敬意を表するが、正直いって日本政府の危機管理能力の限界を感じた。
 そもそも、「飛翔体」や「誤探知」という専門用語もわかりにくい。飛翔体とは英語でなんと訳すのだろうか。UFOのことを日本語で未確認飛行物体(unidentified flying object)というが、飛翔体とはこの飛行物体(flying object)のことなのだろうか。人工衛星(=善玉)ともいえず、弾道ミサイル(=悪玉)ともいえず、飛翔体という無味乾燥な中立的表現をやむなく使ったのか。
 その後河村官房長官より、政府が発射の誤報を流したことに関し一部報道を通じた発言内容を引用すると、「国民の皆さんにご心配をおかけしたことは、率直におわびしたい」と陳謝するとともに、「防衛省が(発射と)判断し、我々に報告してきた。(首相官邸の判断は介在)していない」と述べたとのこと。つまり、防衛省のミスが原因との見方を示したようだが、もっと総理官邸と防衛省との連携をはかるとともに、米軍の衛星情報や通信傍受等による情報をきちんともらい、分析することが重要である。
 在日米軍への思いやり予算、莫大な基地移転費負担と高価な米製兵器の購入(先方の言い値)等これまでアメリカには相当財政面で貢献しているわけであるから、せめて北朝鮮関連情報は迅速かつ広範囲にわたって「同盟国」の日本に提供しているものと信じたいが、果たして実態はどうか。もしかすると、ここらへんが戦後最大のタブーの一つかもしれない。
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