◇ コ ラ ム ◇ 電線・電柱類の地中化
2009.05.09
コラム
雨の日が何日も続き、ようやく昨日から天気が回復。今日は快晴で暑いくらいの一日であった。季節の移り変わりはやいものでもう初夏の兆しがたんぼやはたけで見え始めている。
田舎の田園風景を見るとほっとするがいつもちょっと気になるのが電柱と電線である。どうして日本にはこんなに電柱と電線があるのだろうか。特に都市部に。欧州に旅行に行かれた方は気づかれたかもしれないが、その数はどう考えても少ない。東西ドイツ合併後は分からないが少なくても私が知る限り今のドイツの首都ベルリンの西側の地域は電柱が一本もなかった。すなわちほぼ100%地中化が達成されているということだ。そのおかげで、歩道がきちんと整備され、さらに場所によっては自転車道までもうけられている。日本のようにちょっと町中に入ると車道と歩道の区別がなく、電柱があちこちに立っているなどという光景はまれである。
公共事業のすべてが悪いというわけではない。極端なことを言えば、かもめしかいないないような無人島に道路をつくるような公共事業が無駄な公共事業であって、大多数の国民のくらしと安全に資するような社会資本整備はむしろ歓迎すべきものであり、景気が低迷しているからこそ積極的に実施すべきだと思う。
日本も欧米先進国なみの社会資本整備を推進し、5年後10年後にやるべきことをどんどん前倒しして行っていく。こうした思い切った内需拡大策を行わないマネーゲームの延長のような経済政策ではいつまでたっても日本の景気は上向かないだろう。
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