◎ 政 治 ◎ 政界再編の予兆
鳩山邦夫大臣の事実上の更迭をきっかけに、自民党の支持率が急落している。そうなると来る衆議院選挙の直前に自民党が分裂する可能性も出てくる。自民党というマイナスイメージの看板を背負うと負けてしまうと思った候補者たちは沈みゆく船からの脱出をはかるだろう。しかし、民主党政権になったとしても長続きするのだろうか。民主党も党内にイデオロギーの問題含めいろいろと不安要因を抱えており、一枚岩にはいかないと見る向きが多い。
私は民主党は一度政権を獲得すれば、今の自公政権と同じく何が何でも解散をせずに四年間任期満了近くまで政権の座を明け渡さないように最大限努力すると見ている。そもそも民主党はそんなにおひとよしな政党ではないはずだ。これまで自民党と公明党から冷や飯を食わされた怨念を一気にはらすだろう。
民主党は一度与党の甘い汁を吸ったらどんなことがあってもそれを手放さず、自民党を徹底的に干すに違いない。そして自民党の中の利権誘導型の政治屋たちが次から次へと与党民主党へ合流するのではないか。特に構造改革路線派のひとたちは脱出のタイミングをいまかいまかと狙っているように思えてならない。要するに彼らにとって国益とか国民の幸せは二の次で、権力の甘い汁に群がることが大事なのである。
もうこうなってくると政界再編しかないだろう。国益擁護派を中心に新しい政党、しかも、与党第一党で将来は単独過半数をとれるような大きな大きなグループを作る必要がある。名称も日本国民連合というのはどうであろうか。
次の次の選挙で全体の8割近い国会議員が入れ替わっており、その内の半分が国益擁護派だとしたら。そんな夢を描いてみたいものだ。
(国益擁護派を中心に政界再編すべきだと確信している方も構造改革派が好きで好きでたまらないという自虐的な方も「 政治ブログランキング」へのクリックよろしくお願いします!!)