◎ 政 治 ◎ 東国原宮崎県知事出馬?
2009.06.25
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先日新聞の朝刊に、宮崎県の東国原知事が自民党から出馬要請されたとの記事が掲載されていたが、思わず目をうたがってしまった。
自民党の支持率が低下しているからやむをえない苦肉の策なのであろうが、そこまでやるかと正直思った。参議院選挙ならいざしらず、やたら有名人を選挙の顔で出せば良いというものではないだろう。国民も案外さめた目で見ているのではないか。確かに東国原知事は宮崎県のために自らが広告塔となって東奔西走してがんばっておられる。それは大いに認めるところである。しかし、まだ知事を一期勤め上げていないのに、国政へ、しかも冗談とはいえ「総裁候補として」という発言はいかがなものかと思う。後援会(=応援団)の了承を得ての発言なのだろうか。
私が最近テレビを見なくなった理由の一つには「芸能系国会議員」(私の造語)がやたらテレビに出ていることもある。こういったパフォーマンス型の議員がたれながす無責任な発言にはうんざりさせられることが多い。知名度が高ければ良い政治ができるという必然性は全くない。国民が衆愚であることを前提にするような政治はやめてもらいたい。
やたら討論をする欧米系の議員ならいざしらず、日本人なら黙って粛々と実行する、結果を出す。不言実行型の政治家をめざしたいものだ。私城内実は、欧米流のパフォーマンス型ではなく、日本人ならどぶ板型をやるべきだと思っている。
国民も政治家がテレビに出ている約10分間の発言やみぶりてぶりだけで判断するのではなく、それ以外の一日の残りの23時間50分、朝起きてから夜寝るまでどういう生活をしているか、本人の真の姿はどうなのか想像するくらいの慎重さが欲しいものである。
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