『「改革」にダマされるな!』を読んで
関岡英之氏、和田秀樹氏共著の『「改革」にダマされるな!』(PHP研究所)について、 このブログの読者の方からメールで感想を頂いたので、以下で紹介する。
城内さん 『「改革」にダマされるな!』読ませていただきました。
冒頭関岡さんは5年前アレだけ日本国民が熱狂した小泉改革は 何のための「改革」だったのか、と語りかけています。
そして、あとがきで5年に及んだ小泉政権下で数々の「改革」が断行され、その深刻な弊害が今全国各地で噴出しつつあると結んでいます。
この本ではとりわけ医療分野での実態を和田教授とともに明らかにされていますが、関岡さん自身からすれば、米国からの年次改革要望書の存在に気付き書物にして以来一貫して究明されてきた関岡さんの眼には、政府の実施する改革が悉くアメリカの要望を受け入れる形で実行に移されておりしかもそれが日本の国益にとってマイナスにこそなれ決して有益なものになっていないことにいい加減国民も気付かなければいけないと語っておられます。
私達の生活を取り巻く「医・食・職・住」の安心と安全がいまいかに脅かされているか。?そしてこのような状況にある本当の原因は一体どこにあるのか、誰が読んでも大変判り易く書かれております。
ところで最終章(第5章)は、「改革」を封印せよ?いまこそ信念あるリーダーが求められている?です。
関岡さんはご自分が関わった城内さん他自民党若手議員との勉強会等の実経験から 「信念を貫く政治家」の出現に一筋の光明を見出そうとしています。
真剣に政策に取り組み真面目に法案を読み、アメリカの圧力や、小泉前総理の脅しにもめげず、自らの政治生命をかけて信念を貫いた政治家たちがこんなひどい仕打ちを受けるなら、日本にまともな政治家がいなくなってしまう、「この国はもう駄目だ」と一度は絶望しかけながらも、日本の国民を守るために 命をかけて信念を貫く事が出来る勇気ある政治家、いざと言うとき本当に信念を貫く事が出来る勇気ある政治家たちの、一日も早い復帰を願わずに入られません。?と応援歌を送っておられます。
大手マスコミはまだまだ関岡さんの多くを取り上げようとしません。そんな意味からも 城内さんも頑張って宣伝されていますね。
お二人の益々のご活躍を 祈念いたしております。
(浜松市在住Y.H.氏より)
5月4日(金)