◎ 政 治 ◎ 渡邉恒雄読売新聞社主筆(写真付)
2日の午後、大手町の後読売新聞本社に向かう。渡辺恒雄主筆のお部屋にてご挨拶。まずは当方より、読売巨人軍の日本一に対する祝意を申し上げた(注:なお、城内実は横浜ベイスターズ(旧大洋ホエールズ)のファンである)。
実を言うと、落選中も二度ほどある方のおとりはからいで、同じ部屋で渡辺主筆にお会いしている。いずれも、数分程度の表敬訪問を考えていたが、しっかりと一時間にわたってこのブログではとても書けないようないろいろな政界の裏話をしていただいた。
最初にお会いしたのは、ちょうど安倍政権が誕生した当日で、二回目は民主党の小沢一郎代表と福田康夫総理(いずれも当時)の大連立構想が頓挫した直後であった。わたしはこのことをあえてブログに書かなかった。なぜかはこのブログの読者のみなさんは良く分かっていると思う。
渡辺主筆については、一部でとてもゆがんだマイナスイメージが流布しているが、私がお会いした限りでは、大変ものごしが丁寧な、ほんものの紳士だ。傲慢とはほどとおい、むしろ人間味のある優しい感じの方である。相手の肩書き次第で人を見下すような下等な人間とは違う。なにせ、落選中の私に二度にわって一時間もいろいろとお話をしていただき、必ず帰りにはエレベーターまで送っていただいたのだから。たぶん他の方にもそのように対応してらっしゃるのであろう。
今回お会いしたことなどを城内実のブログに書いても良いとおっしゃってくださったが、私はあえて詳細について書くことは差し控えたいと思う。
ただ、小泉竹中構造カイカク路線に対する痛烈な批判と、現下の景気低迷期にあっては公共事業をはじめとして内需拡大をすべきであり、世界一の債権国である日本の財政が破綻するということはないと喝破されたことに、大変感銘を受けた。このことだけはしるしておく。
いずれにせよ、来年に向けての私の政治活動の指針となるようなお話をうかがえた。渡辺主筆より貴重なお時間をいただいたことに改めて感謝申し上げる。