衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
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◎ 政 治 ◎ スズキとフォルクスヴァーゲンの提携

2009.12.11 ピックアップ

 台湾から日本に帰ってきたら、次の内容がトップニュースであった。
 「スズキとVW提携、両社あわせれば、世界一のトヨタをしのぐ生産台数」
 私の地元浜松市のスズキ自動車と私が10年近く過ごした第二のふるさとのドイツのトップ企業のフォルクスヴァーゲン社(VW)との提携が実現したのだ。
 台湾滞在中にインターネットでドイツのニュースをフォローしていたので別に目新しいことではなかったが、ついに実現したという感無量の気持ちで、昂揚した。
 そもそも、フォルクスヴァーゲン社はドイツのヴォルフスブルクを拠点にする会社で、つい最近では、世界有数のスポーツカーの独ポルシェのオーナーがVWの株式を購入して同社を傘下に入れようとしたところ、逆にVWがポルシェのスポーツカー部門を買収して対抗したことで有名である。
 私が外務省に入省する前に三菱自動車とダイムラークライスラーとの提携が実現した(なお、私は未だに初代三菱デボネネア(86年製)のオーナーである)。それから約20年ぶりの日独経済関係にとっての大きな出来事である。
 現段階で具体的な名前はお出しすることはできないが、今回のことを踏まえて、今日経済産業省、独政府側、某企業などの旧知の方に対して直接、今後のあるべき姿について自分なりの意見を述べさせていただいた。
 日独案件は失敗が許されないのである。それにしても東京の後援会のドイツ滞在経験のながいFさんいわく、「スズキがGMと提携を解消して米フォードにくらがえしたら落胆したが、VWと提携したのはその先見性に感服した」とのこと。
 このセンスの良さには脱帽した。