消えた年金問題
2007.06.05
政治
消えた年金問題のニュースを最初に新聞で見た時、目を疑った。「5000万件」とは「5000件」の間違いで、誤植ではないかと思った。日本の人口の半分弱の件数である。ここまでくると社会保険庁解体以前の問題である。
少子高齢化社会の到来で年金制度のあり方が揺らいでいる。国民の信頼がなければ年金制度は立ちゆかない。信頼回復のためにはまずトップがきちんと責任をとることと、早急に対策を講じ節目節目で国民にその進捗状況を公開することである。
「官」はえてして都合の良いところだけ発表し、都合の悪い部分(特に政権与党にとって)を隠そうとする傾向がある。そのよなことがないように公明正大な対応を期待している。
6月5日(火)