★活動報告★ 1月3日(日)(写真付)
2010.01.03
ピックアップ
今日は朝から某地区をまわってから、午後旧天竜市の懐山へ。そこで毎年恒例の民俗伝統芸能の懐山のおくないを観賞する。ご支援いただいている大石伝次保存会長(元天竜市議)は齢92歳でまだまだお元気だった。その後引佐町の寺野に向かう。寺野の三日堂にて寺野のひよんどりが大勢の観客の前で披露された。
その後、寺野の故伊藤信次氏(日展入選画家)邸を訪問。そこにいらした浜松文芸館の事務局次長で木下恵介記念館館長の斉藤卓さんとしばし映画談義。私が女優の高峰秀子さんの長年のファンで木下恵介監督作品の「カルメン故郷に帰る」、「カルメン純情す」、「二十四の瞳」の主題歌などについて話したら、「そんなにお若いのになぜご存じなのですか」と驚いておられた。
まあ、何を隠そうこちらは中学生の頃からSPレコードを集めているので、黛俊郎氏及び木下恵介監督の弟の木下忠司氏作曲の「カルメン故郷に帰る」の主題歌のレコードくらいは当然所有しているし、映画も結構見ている。
実は日本初の総天然色映画の「カルメン故郷に帰る」よりもその後制作された白黒映画の「カルメン純情す」の方が当時は評価が高かったようである。木下恵介監督のユーモアあふれるストーリーは本当にほほえましい。
ここまで書いて何のことかさっぱり分からない人には松竹映画のDVDを購入するか借りるかして一度ご覧になっていただきたい。