※書籍紹介※ 『六本木発グローバル恋愛』(山下真弥著、洋泉社)
2007.06.14
ピックアップ
六本木ヒルズを根城にする年収5000万から1億円の若き外国人ファンドマネージャーたち。彼らが札束をきって日本の若い婦女子を次から次へと性欲の対象にしている。その中で恋愛から結婚に至る件数はいたって少ない。
はげたかファンドの外国人たちがいかに日本の男性と女性をなめきっているか若き著者の迫真に迫る捨て身のルポで大変良く分かった。私も著者同様に帰国子女であるが、だからこそ日本人が島国の井の中の蛙に終わらないで、六本木界隈でおきている現実を直視する必要があると思っている。
日本の20代の若い人たちにも団塊の世代にも是非とも読んで頂きたい好著である。