◎ 政 治 ◎ 柳田法務大臣の辞任
2010.11.23
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柳田法務大臣は、法務省の事務方に対して今後はもっと丁寧な答弁を用意するよう指示し、それにより事実上の続投宣言をしたわけであるが、急転直下辞任することとなった。いったい何だったのかわけがわからない。このわけのわからない、不透明な信念のない場当たり的なところが、菅仙谷政権が迷走しているゆえんではないだろうか。
輿石民主党参議院会長からみれば、法務大臣ポストは数少ない貴重な参議院ポストであろうが、それでも適材適所というものがあろう。これでは、派閥と参議院で割り当て数がほぼ決まっていた自民党時代と変わらないではないか。
柳田法務大臣の執務を当面代行するのが仙谷官房長官というのも驚きだ。民主党政権はまさに複雑怪奇なり。