◇ コ ラ ム ◇ 謹賀新年
2011.01.01
コラム
謹賀新年
今年は日本というか、わがやまと民族が再生する契機となる年になるだろう。
マスコミのあふれんばかりの情報や、三次元世界の現象ごときにふりまわされてなにごとにも悲観的な諸君よ、くだらない小事にとらわれずに文明の大いなる転換を肌で感じよ。
「知識よりも知性、知性よりも感性、感性よりも霊性」(城内実語録)なのだ。
だからこそ日本人(やまと民族)であることに改めて感謝しようではないか。
やまと民族は決して他者を排除したり、血統にこだわるような了見のせまい民族ではない。むしろ、他者に敬意を表し、他者を受け入れて融合する。さらに、日本の自然や神々を愛し、共存共栄をめざしている「和の精神」のひとたち(外国人も含む)のあつまりなのだ。
そこには保守とかリベラルとか、右翼とか左翼とか、日本人か外国人かいう低次元の区別は存在しない。そうした肩書きやレッテル、カテゴリーといったむしろ欧米の合理主義精神のにほひがするものではなく、たましひが天上界に近いかどうかということが大切なのである。そこにわれわれやまと民族の本質がある。
混迷する時代にこそ原点に立ち返るときである。古事記の神代の巻(上巻)をもう一度読み直そう。教育勅語の眞の意味を、あるいは神髄を、頭ではなくたましひで理解しよう。
今年こそ太古以来連綿と続くやまと民族の使命にわれわれが気づくときである。
平成23年元旦