◇ コ ラ ム ◇ 初せり
2011.01.05
コラム
今日は朝4時に起きて浜松市の中央卸売市場の初せりに出席した。
5時45分に魚の初競り、続く6時15分からは青果市場の初競りが行われた。
思うに日本の流通制度が規制緩和のあおりを受けて「やったもの勝ち」になっている。安売り店と24時間営業店があまりにも氾濫している。こんなことで良いのだろうか。
欧州と比べても日本の公正取引委員会はルール作りとその遵守に向けての努力を怠っていると言わざるをえない。なんでもかんでも競争原理をうたうものは、要するに既得権を守ろうとする守旧派ではないか。なぜならば、後続のひとたちは先駆者が決めた自分たちの都合の良いルールに従うざるをえないからである。
などとつくづく感じた新年(信念)であった。