※書籍紹介※ 『神道と日本人』(山村明義著、新潮社刊)
2011.10.19
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私の長年の友人である山村明義さんがこのたび『神道と日本人ー魂とこころの源を探して』を出版された。深い考察と膨大な取材に基づく労作である。
戦後、神道=国家神道=軍国主義という誤った解釈が広まってしまったが、この本は、こうした誤解を軽々と一掃してくれる。そして、震災のときですら発揮された共存共栄の和の精神が、古来からの神道のなかに息づき、そしてわれわれ日本人のDNAの中にも脈々と引き継がれていることを実にわかりやすく教えてくれる。とりわけ行き過ぎた物質文明から精神文明への過渡期にあるこの時代においては、きわめて示唆に富む一冊である。
すでにこの本は、関係者の間で密かなブームとなっているようである。私も落選後からお伊勢参りをはじめ、神道の素晴らしさに目覚めた。皆さんも是非購入の上、日本の素晴らしい伝統と価値観について、この本を通じて再認識していただきたい。
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