★活動報告★ 被災地福島県相馬市で慰霊祭に参加
2012.03.12
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昨11日、東日本大震災発災より一年を迎えた。あらためて亡くなられた方々の御霊に心より哀悼の意を表すとともに、ご遺族の皆様、そして今も住み慣れたふるさとを離れ、避難生活を強いられる皆様はじめすべての被災者にお見舞いを申し上げる。
これに先立つ10日土曜日、私は、事務局の一端を担う神道政治連盟国会議員懇談会が主催する、東日本大震災物故者慰霊祭に出席するため福島県相馬市に赴いた。
安倍晋三会長をはじめとする国会議員、神政連幹部、当地の神職、福島県の県議・市議そして地元の皆さんが集結して水産会社の跡地で行われた慰霊祭は、きわめて厳粛なものであった。私も安倍晋三先生はじめ十六名の衆参国会議員とともに玉串拝礼をさせていただいた。
遺族代表として消防団員の息子さんを亡くされた阿部洋子さんのご挨拶は大変心を打つものだった。昨日の政府主催の慰霊祭で天皇陛下も消防団員の皆様の命がけの活動に敬意を表されたが、私も本当に頭が下がる思いだ。
一年を迎えても復興は遅々として進まない。政局に明け暮れる政治に大きな責任がある。私も国会議員の一人として自戒をしつつ、被災地と日本の復興に向けて引き続き全力を尽くしたい。
会場となった水産会社跡周辺の状況。一面住宅地であったが津波ですべてがさらわれた。地盤沈下もあり今も周囲は水浸し。残る家々の塀と土台が痛々しい。
稲田朋美議員(中)、江藤拓議員(右)とともに、玉串拝礼
安倍晋三会長のあいさつ
遺族代表阿部さんのあいさつ