★活動報告★ 世界ウイグル会議との懇談
2012.05.16
ピックアップ
昨日、自民党本部で開催された日本ウイグル国会議員連盟(古屋圭司会長)の会合に出席した。
ラビア・カーディル総裁、トルクン・エイサ副代表をはじめとする世界ウイグル会議の役員に加え、トルコなど支援国の国会議員も集まった。
ラビア・カーディル総裁の語られたウイグルにおける民族弾圧の惨状には本当に胸が潰れる思いである。
意見交換の場で、私から 「私は元外交官だが、日本政府があまりにも中国寄りであることは問題であると思う。ウイグル問題の追及は、中国の言うような内政干渉などではな く、国際人権問題だ。日本では国内に人権救済機関を作ろうとする動きがあるが、私は法務委員として委員会の場で、国内に不要な機関を作るよりも、 ウイグルやチベットなどの国際人権問題に取り組むことこそ日本の責務であると強く申し上げた」と申し述べ、また、トルコ移民の多いドイツに10年滞在した者として、トルコとの関係強化の重要性についても意見させていただいたところ、満場の拍手と同意をいただいた。
ウイグルやチベットの問題もそうだが、中国は経済成長を盾に人権侵害と民族弾圧を厭わず膨張主義に走っている。トルコをはじめ中央アジアの国々もここに大きな脅威を感じている。日本は地政学的に広い視野から国際協調を図り、中国の行動に対して警鐘を鳴らしていくべきである。
日本ウイグル議連の役員の一人として、今後とも働きかけを強めてまいりたい。
※城内 実初の著書『政治家の裏事情』(幻冬舎刊)、好評につき早くも二刷決定!是非ご一読ください。詳しくは、こちら。